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ダイエット目的で始めたボクシング。
ロードワーク・シャドー・縄跳び・ミット打ち・サンドバック。
実際にやったらやったで奥深いなあと感じます。

最初はダイエット目的だったのですが、やればやるほど楽しさを実感し、ついには試合に出ることを目標にやるようになりました。
対人練習をするようになって徐々にはまっていきました。

何よりも人と殴りあうという行為自体が非日常の行動ですから、アドレナリンが出るんでしょうね・・・
しかし、一番苦労したのが減量。
こればかりはやらないと分からないのですが、体重差や体格差って明らかなアドバンテージなんだなと思います。

私は、身長175cmのボクシングを始めた当時83キロありました。
もともとは筋トレマニアだったので、単に太っているわけではなく、比較的筋肉質で体格の良い感じでした。
これって、技術はさておきジムの先輩とかとスパーリングしていると、余程の実力差がない限りはパンチも痛くないし、押し勝っちゃうんですよね。
でも、相手には練習にはならないし、私自身も技術練習をしているわけだから、そういう勝ち方をしても意味がないんです。
で、逆に自分と体重が近い技術が高い人とスパーリングをすると、信じられないくらい痛い・・・
軽いパンチで当たり所で倒れるし悶絶します。

そんなわけで、技術が追いつかない私は減量をすることを決めました。
アマチュアで階級は細かく分かれていないのですが、ウェルター級(67キロ)を目指すことにしました。
83キロから67キロなので減量するのは16キロ。

と言いながら、ボクシングを始めて、ボクシングとスポーツジムでのトレーニングを並行していったら76キロくらいまで勝手に減りました。
そこから、カロリーコントロールをして、運動量も上げていってと試行錯誤しましたが、どう頑張っても73キロまでしか落ちない!
巷で言う糖質制限をやってみましたが、69キロくらいまで減ったけど体力は落ちる。運動のパフォーマンスが下がる。
もう最悪でしたね。単なるダイエットやボディメイクだったら糖質制限も有効なんでしょうが、スポーツをする人にとっては糖質制限はやったら駄目だとわかりました。

とにかく69キロから67キロまでの道のりが長かった。

簡単な時系列で書くと、

2015年7月 ボクシングを始める⇒83キロ
2016年4月 試合に出場することを決める⇒76キロ
2016年7月 試合の予定だったが断念する⇒69キロ
2016年10月 試合出場⇒67キロ

こんな感じでした。
まあ、1年でダイエットと言うか減量としては14キロ減っているから上出来なんでしょうが、減量が成功せず試合に出ることを断念しました。
しかし、そこからリセットして時間をかけて減らそうと改めて決めました。
4月から10月の半年間かけて9キロ落とすと言う計画に切り替えたんですね。
もともとは76キロから67キロを三ヶ月で落とすなんて、きちんと体力と筋力を残して落とすのは無謀だったのです。

何をやったかと言うと、実は何もやっていなくて、体重を毎日量る、食事はきちんと取る、運動を無理なくする。
ただこれだけです。

プロじゃないし、あせっても落ちないし、体に負担が掛かるだけなので無理せずゆっくりやっていったら結果計量クリアできました。
試合の結果は、無事勝利^^

安心してください。
忘年会シーズンと試合後の気の緩みから12月には体重75キロにリバウンドしています。。。。

次の試合に向けて、体重を減らしていきます。
あー、ダイエットって難しいね。